【お盆の由来】新盆・盂蘭盆会とは【法事の豆知識】
盂蘭盆会(うらぼんえ)とは
盂蘭盆会とはお盆のことです。
正式名称を盂蘭盆会(うらぼんえ)とお呼びいたします。
地域によって7月・8月に営まれることが多く、全国的には8月の中旬頃が多いようです。
名称の由来はウッランバナまたはウルヴァンという古いインドの言葉に漢字を当てはめて盂蘭盆と呼ばれるようになったといわれております。
儀式としての始まりは、お釈迦さまのお弟子さまがご供養の儀式を行い、亡くなった親しい方を地獄より救ったという出来事が始まりといわれております。
そのご供養の際にたくさんのお供物をお供えしたことから現在でもたくさんのお供え物をいたします。
地域によってお飾りするものやお供え物に差がございます。
是非、お盆の飾りつけの際には祖父母や両親、縁者の方によくお聞きしておきましょう。
新盆(にいぼん)とは
新盆とは大切な方がご逝去され四十九日忌をお迎えしたあとに初めて営むお盆のことです。
1度しかないご機会ですので思いを込めてご供養いただければ幸いです。
壽徳寺では新盆の際には、ご自宅またはお寺にて読経させていただいております。
読経の際には新盆やお盆の飾り方や提灯についてなどの詳細をご説明させていただいております。
檀信徒以外の方の新盆・盂蘭盆会の読経も承っております。
ご希望の方は壽徳寺までご連絡ください。
また、お盆のご準備についてなどご不安なことがございましたらお気軽にお問い合わせください。
新盆の白提灯
古くからの慣習で初めてお盆をお迎えする方がいらっしゃる場合は無地の白い提灯を使用して迎え火と送り火を行います。
初めてのお迎えをすることから特に迷わないようにという意味合いとご近所の方に新盆であるという目印のためにも使用したといわれております。
お盆の期間中は軒先などかけておきます。
お送りが終わりましたら新盆の時だけに使用いたしますので処分をお願いいたします。
お盆読経 参列の服装
一般的には暑い季節の為、喪服よりも平服のことが多いようです。
ビジネスカジュアルのような服装が多く、大変暑い場合も多いのでご調整しやすい服装がおすすめです。
ご自宅で読経の場合は過ごしやすい服装でも構いませんが、あまり肌の露出の多い服装は控えましょう。
また、ご参列の際には輪袈裟(わげさ)と数珠(じゅず)をお持ちいただければ幸いです。
お盆の時期(壽徳寺周辺)
7月13日~15日又は16日 新盆・盂蘭盆会(八王子市)
7月31日~8月2日 新盆・盂蘭盆会(府中市)
8月13日~15日又は16日 新盆・盂蘭盆会(多摩市・日野市)
壽徳寺周辺では地域ごとに3つに時期が分かれております。
上記の期間をご参照していただき、盆棚(精霊棚)のご準備とお墓参りをしていただければ幸いです。
全国的には少し珍しく8月の1日前後のお盆もございます。
また、期間については地域ごとに差がございますので詳細はお問い合わせください。
お盆の卒塔婆
お盆の卒塔婆は各々の時期より4日程度前までにはご用意しております。
お時間のある時にお越しください。
卒塔婆をお申込みの際はFAX又はお電話にてお早めにお願いいたします。
お盆について簡単ではございますがご説明させていただきました。
お盆には地域ごとの慣習などが多くございますので、お困りの際は壽徳寺までお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
壽徳寺
住所 東京都多摩市桜ヶ丘4-26-3
電話 042-375-7157